はじめての法事でマナーを知らずに冷や汗をかいた話
先日はじめて法事に出席いたしました。法事でのマナーについて事前に調べていたのだが、法要がはじまる気配が近づくにつれ「えっ!まじで!」と冷や汗をかいたことをまとめておきます。
みんな数珠を持っていた
知りませんでした。法事のときは数珠を持っていくのが当たり前なんですね。
厳密には、必ず数珠が必要であるということではないらしいが、一般的に喪服を着て数珠を持つというのが慣習。そんなことを露知らず、まわりのみんなが数珠を出し始めてようやくその必要性に気が付きました。
ほんとに焦りました。
で、どうしたかというと、出席者の中に顔なじみのかたがいたので、恥を承知で「焼香のとき数珠を貸していただけますか?」と耳打ちし、なんとか乗り切りました。
しかし、そもそも焼香のときに持っていればいいというものではないのですよね。法要に出席したら最初から左手で持っているのがマナーなわけで。ほんとうに恥ずかしい経験をしてしまいました。
数珠を持っていないとあきらかに目立ちます。ぜったいに忘れないようにしたいアイテムです。
とは言え、あとで母親に電話で聞いてみたところ数珠は持っていかないし、周りもほとんど持ってこないと言われた。なので地域性もあるのかもしれない。がしかし、数珠はできればひとつ持っていて、法事の際には持参し、使うかどうかは周りを見ながら判断すればいいのだろうと思った。
数珠の持ち方
- 座っているときは左手首にかける
- 歩くときはふさを下にして左手で持つ
数珠は男性用と女性用で異なる
数珠には男性用と女性用があり、それぞれ形が異なる。また、男女兼用の数珠というのはないらしい。
略式と正式
数珠は奥が深い。宗派によって異なる。宗派に応じて正式な数珠を持参するのがいいのだろうけど、正直、自分の家の宗派もわからない。 ただ、ほとんどの場合略式でもだいじょうなようなので(自分が喪主にでもなる場合を除き)ひとまず略式の数珠を購入しておこうと思う。
ついでに法事の際の身なりとか持ち物を整理
スーツ
スーツは黒、シャツは白、ネクタイは黒、ベルトも黒。
ネクタイは無地がベスト。 シャツの生地は最もフォーマルなブロード。襟はレギューラー、ワイドのいずれか。
ブロード地の白シャツを1枚持っておけば安心かな。
靴(シューズ)と靴下
足元も超重要。
- 靴(シューズ)について
- 色は黒
- ツヤのないものなら尚良
- ストレートチップ
- 内羽根(うちばね)式
- 色は黒
- 靴下について
- 色は黒
- 無地
香典
今回は不祝儀袋に1万円を包みました。正直どうなんだろう... ちゃんと袱紗に入れて持っていきました。 袱紗はお祝いごととお悔やみごとのいずれでも利用できる紫色を以前友人の結婚式の際に購入していました。 ただし、不祝儀袋の包み方にも注意が! お悔やみごとの場合は左開きにすること!
焼香の仕方をお坊さんが教えてくれた
どれが正しいというのはないとのこと。これは法事に參加したときにお坊さんが教えてくれた。ただ、宗派によって1回なのか2回なのか3回なのかというのがあるとのこと。
基本動作は、右手で香をつまみ、香炉に数回静かにくべる。
右手で香をつまんだ後、額の高さまでかかげる「いただく」と呼ばれる動作も、宗派によっては不要だとのことだった。(どの宗派か忘れましたが、調べたところ浄土真宗のようです)
今後はいろいろ気をつけることにしよう。 こういう書籍を一冊持っておくのもいいのかもしれない。
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